(storage-cephobject)= # Ceph Object - `cephobject` % Include content from [storage_ceph.md](storage_ceph.md) ```{include} storage_ceph.md :start-after: :end-before: ``` [Ceph Object Gateway](https://docs.ceph.com/en/latest/radosgw/) は [`librados`](https://docs.ceph.com/en/latest/rados/api/librados-intro/) 上に構築されたオブジェクトストレージインターフェースであり [Ceph Storage Clusters](https://docs.ceph.com/en/latest/rados/) への RESTful ゲートウェイを持つアプリケーションを提供します。 Amazon S3 RESTful API の大きなサブセットと互換性を持つオブジェクトストレージの機能を提供します。 ## 用語 % Include content from [storage_ceph.md](storage_ceph.md) ```{include} storage_ceph.md :start-after: :end-before: ``` *Ceph Object Gateway* は複数の OSD プールとゲートウェイの機能を提供する 1 つ以上の *Ceph Object Gateway daemon* (`radosgw`) プロセスから構成されます。 ## Incus の `cephobject` ドライバー ```{note} `cephobject` ドライバはバケットのみに使用できます。 ストレージボリュームには {ref}`Ceph ` または {ref}`CephFS ` ドライバを使用してください。 ``` % Include content from [storage_ceph.md](storage_ceph.md) ```{include} storage_ceph.md :start-after: :end-before: ``` 事前に `radosgw` 環境をセットアップし、 HTTP/HTTPS エンドポイント URL が Incus サーバーからアクセス可能なことを確認してください。 Ceph クラスタをどのようにセットアップするかの情報については [Manual Deployment](https://docs.ceph.com/en/latest/install/manual-deployment/) を、そして `radosgw` 環境をどのようにセットアップするかについては [Ceph Object Gateway](https://docs.ceph.com/en/latest/radosgw/) を参照してください。 `radosgw` URL はプールの作成時に [`cephobject.radosgw.endpoint`](storage-cephobject-pool-config) オプションを使って指定できます。 また Incus はバケットの管理に `radosgw-admin` コマンドを使用しています。ですのでこのコマンドが Incus サーバー上で利用可能で操作可能である必要があります。 % Include content from [storage_ceph.md](storage_ceph.md) ```{include} storage_ceph.md :start-after: :end-before: ``` % Include content from [storage_ceph.md](storage_ceph.md) ```{include} storage_ceph.md :start-after: :end-before: ``` ## 設定オプション `cephobject` ドライバーを使うストレージプールとこれらのプール内のストレージボリュームには以下の設定オプションが利用できます。 (storage-cephobject-pool-config)= ### ストレージプール設定 キー | 型 | デフォルト値 | 説明 :-- | :--- | :------ | :---------- `cephobject.bucket.name_prefix` | string | - | Ceph 内のバケット名に追加する接頭辞 `cephobject.cluster_name` | string | `ceph` | 使用する Ceph クラスタ `cephobject.radosgw.endpoint` | string | - | `radosgw` ゲートウェイプロセスのURL `cephobject.radosgw.endpoint_cert_file` | string | - | エンドポイント通信に使用する TLS クライアント証明書を含むファイルへのパス `cephobject.user.name` | string | `admin` | 使用する Ceph ユーザー `volatile.pool.pristine` | string | `true` | 作成時に `radosgw` `lxd-admin` ユーザーが存在したかどうか ### ストレージバケット設定 キー | 型 | デフォルト値 | 説明 :-- | :--- | :------ | :---------- `size` | string | - | ストレージバケットのクォータ