(network-sriov)=
# SR-IOV ネットワーク

<!-- Include start SR-IOV intro -->
{abbr}`SR-IOV (Single root I/O virtualization)` は仮想環境内で単一のネットワークポートを複数の仮想ネットワークインターフェースのように見せるように出来るハードウェア標準です。
<!-- Include end SR-IOV intro -->

`sriov` ネットワークタイプは親のインターフェースに接続する際に使用するプリセットを指定できるようにします。
この場合接続先の設定詳細を一切知ること無くインスタンス NIC に単に `network` オプションを設定できます。

(network-sriov-options)=
## 設定オプション

`sriov` ネットワークでは現在以下の設定キーNamespace がサポートされています。

- `user`（key/value の自由形式のユーザーメタデータ）

```{note}
{{note_ip_addresses_CIDR}}
```

`sriov` ネットワークタイプには以下の設定オプションがあります。

キー     | 型      | 条件 | デフォルト | 説明
:--      | :--     | :--  | :--        | :--
`mtu`    | integer | -    | -          | 作成するインターフェースの MTU
`parent` | string  | -    | -          | `sriov` NIC を作成する親のインターフェース
`vlan`   | integer | -    | -          | アタッチする先の VLAN ID
`user.*` | string  | -    | -          | ユーザー指定の自由形式のキー／バリューペア